あんな店もう二度といかん!!!!他業種に学ぶ接客業。

どうもこんばんは

荒々しい釣りタイトルで登場の美容師 保谷です。

 

あんな店もう二度といかん!

という事ですが

皆さんは何をきっかけにこう思うのでしょうか?

 

『そんなの人それぞれ』

 

そうです。

人それぞれ理由なんて山ほどあるでしょう。

 

その様々の全てに応えるの不可能かもしれません。

でも出来る限りそれらに応えたいというのが

接客業サービス業に課せられた使命です。

 

 

これはやはり経験に勝るものはありません。

自分で体験した事は血肉に変わるわけです。

 

 

今月僕は…

歯医者さんに通い始めました。


(決して歯医者さんを悪く言いたいわけではないのでご理解下さい)

他業種だからこそ感じれた部分んもあり、

美容師と歯医者って似てるなと感じた体験記です。

 

10年ぶりくらいに歯医者さんに行く事を決めたのですが

まず最初にぶち当たったのが

 

どこを選べばイイのか分からない

これはまるで美容室あるあると同じじゃないか!!

 

そう何を基準に

どう選択して決めればいいのか。

 

とにかく僕は歯が痛い。

歯に関しては全くのド素人な為

選択する知識が無いのだ。

 

 

むむ。

これは美容室も同じでは無かろうか

まず選ぶ段階で髪の素人のお客様が

何を基準に選択するのか?

 

『○○疎水化スペシャル低分子ケラチンなんちゃらトリートメント』

専門的な言葉をうたったって何も伝わりゃしないのだ。

 

 

なんとなくお客様の気持ちを感じつつ

適当に家の近所の歯医者さんに向かい

口を開けながら考えていた。

 

 

何をされるのかわからない!!!

僕が歯医者さんが苦手な理由は

『痛いのが嫌だ』

これである。

 

もう怖くて仕方ないのだ。

笑いたければ笑いたまえ。

怖いのだ。

 

口を開き僕の大切な色んな所が丸裸にされていく。。。

羞恥心極まりない。

 

そして治療を開始するのだが…

 

軽く説明されただけでこの後の流れが全く分からない

 

恐らく対した治療では無いのだろう

僕らにしてみれば

『ちょっと髪軽くしてきますね~』

みたいなノリだろう。

 

やる側は当たり前の行動。

しかし素人であるやられる側は怖いのだ!!

素人だから説明が欲しい!!

痛いの嫌だし!!

どうしてくれちゃうの!?

 

これを総称して

不安

と呼ぶ。

 

まずこの不安を取っ払うのに

『今日どんな施術をしてどんな状態を目指すのか』

この説明は美容師においてもとっても大切だなと感じた。

いや当たり前に説明してるつもりだったが

改めて再確認させられた。

 

痛いのが怖いから。。。

 

 

で?結局解決してなくね?

治療が終わり家路につく。

これで楽になる♪

と思いきや

治療したのと反対側の歯が猛烈に痛くなる

もうハンマーで殴り続けられているようで

痛み止めも効かず

寝てても目が覚める。

 

ふと思った

『俺歯医者行ったきっかけこっちの歯が痛かったんじゃん!』

 

そうだ、僕は左側の歯がうずいたから

治療に行ったのになぜか右側を治療され終わったのだ。

 

なぜ反対側を治療したのか?

おそらく歯医者さんにも事情があったのだろう

僕らで言えば

『パーマしたくて行ったのにダメージがひどいので今日はパーマはやめましょう!』

的な理由があったに違いない。

 

なんせ相手はプロなのだ。

だがしかし

その説明はしなきゃあかんやろ!

これはカウンセリング時の意思の疎通が取れていないのに

勝手に施術スタートパターンである。

 

説明責任とはこれほどまでに重要なのかと

痛みと共に思い知った。

 

 

良かったら直しますんで来てくださいね!

美容室でも

『髪の状態で思ったより明るくならなかった』

とか

『家帰って見たらもっと短くしたかった』

などで

『お直しあればお気軽に言って下さいねー!』

 

なんて光景があるかもしれません。

 

僕も今回痛みに耐えれずなんとかしてほしくて

電話をしたら

『あ、じゃあ今日来れますか!?明日は!?』

と聞かれ

『わしゃ月曜しか行けないから月曜に行ったんじゃあ!!!!!

 そんなホイホイいける時間ないんじゃあああああああ!!!!』

 

と心の中で叫びました。

 

これはホントに痛感しました。

 

お客様から頂いた大事な時間

皆それぞれ時間を作って来店して頂き

貴重な時間を使って頂いてるのだと。

 

それをさも『あなた暇でしょ?』

的なノリで直しに来てくださーい!

なんて言われたら

心の中で阿修羅像が暴れ回るわけです。

 

それくらい

来店して頂いてる時間は貴重な時間なのだと

心に刻みつけました。

 

 

それ変えた方がいいよ

こんな一部始終を歯医者さんで働く友人に相談したところ

『それ変えた方がいいよ』

と色々プロのアドバイスを聞かせてもらいました。

 

あれこれ質問に答えてもらい

とても満足したわけです。

 

プロが説明してくれて

僕は安心したのです。

 

なるほど

人はこうやってお店を変えるのか。と。

 

なにか納得出来ない事があれば

『あんな店二度といかん!!!!』

となるのは必然で、

なにかしら情報を集め出し

違う店を求めて行くのだなと。

 

ここで感じるのは

相性が悪かったな

この一言に尽きる。

 

そして何が納得出来ないかなどご丁寧に

そのお店に教えてあげる人などそうそういない。

 

これすなわち『クレームはありがたいお言葉』という事である。

言ってくれるだけありがたい。

 

 

こうして歯医者を変える事になるわけだがw

 

お客様がどんな事を求めていて

どんな事に不安を感じるのか

 

なんかとても勉強させられたわけである。

 

(ホントに歯医者さんに対して悪意があるわけではありませんのであしからず!

むしろ今の歯医者さんはとても相性が良いのです!)

 

 

こんな経験を経て思ったことは

こりゃリクルートが次に狙う業界は歯医者さんか!?w

 

まったくと言っていいくらい

信用できるポータルサイトが無いため

ホントに選びにくい。

ここにリクルートの力で

歯医者サイトを立ち上げたら流行りそうww

 

 

お粗末でした。

 

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