ヘアカラーをする時、希望の色にする為に美容師が考えている色のお話。

こんばんは。

無駄に知識にうるさいleto恵比寿の美容師です。

 

 

今日は

『こんな事美容師にとっちゃ常識だろが!』

『お客様は別に知りたい人おらんやろ!』

って内容でお送りします。

 

 

僕ら美容師は普段何気なく

『今日は髪色どんなんにしましょっかー?』

なんてカウンセリングさせて頂いてますが
(実際もっと丁寧です)

希望の色を聞きながら裏ではこんな事考えています。

 

 

今日の晩御飯どうしよっかな…

いやいや嘘です。

 

 

これこれ

 

色相環

手書きで大変失礼しますが

ざっくり言うと

 

三原色

色には3人のご先祖様みたいのがいます。

 

赤様 青様 黄様
ホントは赤じゃなくてマゼンタとか青じゃなくてシエンタとか
そうゆうツッコミいりません。

 

言うなれば色の始祖です。

なんか字に起こすと

○犬 ○キジ ○猿みたいですね。←すぐ脱線。

 

 

 

このご先祖様にはそれぞれの間に子供がいます。

第二原色

 

 

緑おじさん 紫おじさん オレンジおじさん

 

これはみんな小学校で絵具を混ぜてやった事があると思います。

隣同士の色を混ぜれば中間の色になる。

 

みんな知ってますね。

さらに上の図の隣同士を混ぜると【中間色】になり

これはカラー剤を作る上でも同じように考えますね。

 

 

 

 

 

大事なのは

髪の毛は白くないって事ですね。

 

このブログも背景が白だから

に見えますが

背景が黒だったら見えにくいですよね?

 

 

だから髪に色を乗せるのは難しいわけですが。

 

日本人にはさらに

赤っぽい黒髪の人

黄色っぽい黒髪の人がいます。

 

そうゆう人種なのです。

 

それがカラーして色が落ちてくると

『髪が赤みがでやすい』

『色が抜けると黄色くなる』

といった悩みが出ます。

 

 

そこで我々が取る行動が!

【補色】

先ほどの色相環の反対の関係にあるこの二人が

お互いの存在を打ち消しあう関係にあります。

 

赤様緑おじさん。

黄様紫おじさん。

 

きっと過去になにかあったんでしょう。

お互い無かったことにしようと。

 

 

なので、

赤みが強い人には緑(マット)

黄色くなりやすい人には紫(バイオレット)

を補色に、

やりたい色に混ぜてあげると出したい色が出しやすくなります。

 

もちろんめっちゃ消したければこれ単品でガツンです。

 

 

あとは季節的な部分でも

秋口には夏の紫外線で褪色してしまった毛に

バイオレット攻めのカラーをおススメしたり。

 

春夏には透明感を感じさせたくて赤みを撲滅させたり。

 

なんて勧め方をしたりもしますね。

 

 

 

 

・・・

 

要は髪がその時一番キレイに見える為には

どうするのか?

という話ですね!

 

 

 

 

・・・

 

ま、美容師が黙って調合しとけやって話でした!

おしまい。

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